盗んだものは「人体の頭部」墓場荒らしの目的は宗教の儀式? 現場に残した吸い殻で足がつき逮捕

| リアルライブ
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 欧米では死者を土葬する地域が多いそうだ。このほど、そうした「死者」を狙うとんでもない事件が発生した。

 アメリカ・フロリダ州レイク郡警察が、お墓を掘り起こして遺体の一部を盗んだ2人の男を逮捕したと海外ニュースサイト『Click Orland』『Daily Mail』などが1月7日までに報じた。

 記事によると2020年12月6日午後、とある墓地付近を通りかかった通行人から、「墓が荒らされている」と警察に通報が入ったという。警察官が現場に駆け付けると、4つのお墓が掘り起こされていた。分厚いコンクリートの石棺は破壊され、遺体の頭部が持ち去られていたという。被害のあったお墓は土葬だった。

 警察は周辺の住人に聞き込みを開始。大きな音などを聞いた人はおらず、犯人の手がかりは乏しかったが、現場に捨てられていた葉巻たばこの吸い殻を発見。警察は、たばこに付着していた唾液を採取し、DNA鑑定を実施。警察の犯罪者データベースに登録したところ、43歳の男と一致したという。

 事件発生から約1カ月後、警察は男の自宅を訪問。男は墓荒らしをあっさり認めたそうだ。男は、共犯者の39歳の男とともに、バールで石棺をこじ開け、その場で遺体の頭部を切断、持ち去ったと話している。男の自宅からは、人間の頭部6体(4体は本事件のもの、2体は他から)、手、腕などが見つかった。共犯者がとある宗教のリーダーといった情報もあり、男らは、何らかの宗教的な儀式のために、盗んだ遺体を使用する予定だったとみられている。男と共犯者は逮捕され、器物破損、死体損壊などの罪で起訴されたという。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「死体の頭を盗んで、何をするんだ?気味が悪い」「変な宗教にハマると怖い」「禁煙したら良かった。捕まらなかったかも」「いや、タバコをポイ捨てするからだよ。マナー悪い。墓を掘り起こす位だから常識もないか」「火葬にすれば、盗掘の心配はない」「コロナ感染の死者だったらどうするんだ!今の時期、遺体を掘り起こすなんて危険極まりない」など様々な声が上がった。

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