どんなに社内恋愛を禁止しても、同じ空間に男女がいれば、必ず恋が生まれます。
特に同じ部署や同じ仕事に携わるということになれば、同じ時間、同じ空間を共有する間柄。ある意味、家族よりも一緒にいる時間は長くなります。
とはいえ、夫や妻がある身でありながら、恋愛するのは許されることではありません。こんないけない恋に踏み込んでしまった男女の話とは……。
今回は、たくさんの企業を渡り歩いてきたマイナビウーマン編集部の最年長女子・いくえちゃんが、実際に目撃した「社内不倫事件簿」を紹介します。
■これは愛妻家の先輩の話
もう何十年の前の話。私がある企画会社で働いていた時のことです。
そこの会社はとにかく仕事が忙しく、ほぼ毎晩、帰りは9時、10時。仕事帰りに一杯飲んで帰るのが常態化していました。
仕事終わりはいつも一杯。一緒に行く先輩は、お酒が入ると、よく自分の妻の自慢話をしていました。
「うちの奥さんはかわいくて……」
先輩によると、妻は先輩と出会った時、すでに婚約者がおり、結婚式の前日の夜に駆け落ちして、苦労の末、めでたく結婚をしたとのこと。子どもは2人。幸せな家庭生活を送っているようでした。
■先輩のようすがちょっと変
ところがある時を境に、先輩は残業をしなくなりました。定時になったら、さっと帰宅。数千万円単位のプロジェクトの責任者であるにも関わらず、です。
また、そのくらいから先輩の就業中の外出がぐっと増え、デスクで仕事をしている姿を見かけなくなりました。
■そして事件が起きた!
そして、ある日。出社してしばらくすると、ただならぬ騒ぎが!
社長はじめ、役員クラスの人が慌てています。しかも、「探せ!」「心当たりは?」とか叫んでいます。いくえちゃん、ここで聞き耳をたててみると……。
なんと先輩が無断欠勤しているらしいのです。しかもその日は、大事なプロジェクトの報告会当日。プロジェクト責任者がいないでは済まされないのです。