墓に動物の死骸を置くなどの嫌がらせをした男 生前に裁判沙汰にまでなった恨みによる犯行か

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 アーカンソー州ベントン郡巡回裁判所は、繰り返し動物の死骸を墓石に置くなどした男に、器物損壊などの罪で有罪判決を言い渡したと海外ニュースサイト『Daily Mail』『New York Daily News』などが2月10日までに報じた。

 記事によると、同州の墓地で2020年5月頃から、とある男性の墓石に動物の死骸が置かれるようになったという。取り除いても死体は置かれ続け、墓石には動物の血などが付着、汚れが取れなくなった。困った男性の家族は、墓石の近くに監視カメラを設置。後日カメラの映像を確認すると、墓石にポッサムの死体を置く近所の79歳男の姿が映っていた。男は、サングラスを掛け、カツラを被って女性に変装していたそうだ。

 男性の家族は警察に通報。これを受けて警察は同年8月、器物損壊などの疑いで男を逮捕した。男は容疑を認めており、「男性は動物が好きだった。動物の死骸は、花よりも美しいものだと思った」と話しているという。

 男性の家族によると、お墓に埋葬されている男性は、2015年に95歳で亡くなっている。生前、男性と男は犬猿の仲だった様子。お互いが所有する隣接した農場の境界線をめぐって長年対立し、訴訟にまで発展。訴訟では男が敗訴したため、恨んでいたのではないかと伝えられている。

 20221年2月9日に開かれた裁判では、男性に対し、執行猶予1年付きの禁固刑と、墓石の交換費用として約26万円を賠償するよう判決が言い渡されたという。男には認知症の疑いもあり、減刑されたとみられている。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では、「死者を恨むな」「こんなしつこい男が近所にいたら嫌だ」「過去は水に流して先に進もうよ」「死してもなお恨み続けるとは、相当嫌いな相手だったのだろう」「動物は自分で殺したの?そっちの方が罪なのだが」「裁判に負け、先に死なれて、ライバルに負け続けた人生。墓石にしか当たれなかったかわいそうな男」など様々な声が上がった。

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