1960年代にフランスが行った核実験のしっぺ返しか?放射線を含んだサハラ砂漠の砂塵で赤く染まる
2021.03.19 22:30
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カラパイア
アフリカ北部から北に向かって吹く強い季節風によって、サハラ砂漠から飛ばされた砂塵によりフランスの街は赤く染まった。だがそれだけではない。フランスの西部地域放射線管理協会(ACRO)の放射線量モニター分析結果によると、砂塵は放射線物質も運んでいるという。
人体には影響はないレベルとされているとはいえ、海を越えてフランスにまで到達しているこの放射線だが、これはかつてフランスがサハラ砂漠で行った核実験によるもので、因果応報とも言える皮肉な結果となったようだ。
・サハラ砂漠で行ったフランスの核実験のつけ
西部地域放射線管理協会(ACRO)によると、この放射線物質は、フランスの支配に対するアルジェリアの独立戦争中の1960年2月13日、サハラ砂漠内のアルジェリア中部で行なわれたフランス初の原子爆弾による核実験によるものだという。
この核実験は、「ジェルボアーズ・ブルー」(青いトビネズミの意)というコードネームがつけられている。
皮肉にも、核爆発で生じた核分裂生成物質セシウム137がフランスに舞い戻ってきたのだ。
ACROは、フランスとスイスの国境近くのジュラで、最近飛んできたサハラ砂漠の砂を採取して分析してみた。
この分析結果をベースに、広範囲における蓄積量を見積もってみると、1平方キロあたり8万ベクレルのセシウム137が存在すると推定されるという。
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