約束を期日ギリギリのいわゆる「土壇場」でキャンセルする行為、略して「ドタキャン」。
急な用事や体調不良など、そうせざるを得ない場合も多いだろう。しかし、される側としてはあまり気分のいいものではない。
たとえ理由があったとしても「もう少し早く言ってくれればいいのに......」ともやもやしてしまうこともある。
しかもこのドタキャン、人によってその基準はさまざま。
キャンセルする側としては「事前に連絡をしたつもり」でも、される側は「ドタキャンされた」と感じ、すれ違いが起きてしまうこともあるはずだ。
筆者は急な予定の変更が苦手なため、前日に断りの連絡があると「ドタキャンされた」と感じる。皆さんの「ドタキャン」のラインはどのぐらいだろうか。
Jタウンネットでは2020年9月27日から2021年4月5日まで「『ドタキャン』だと感じるのは、約束のどれくらい前から?」をテーマにアンケート調査を実施した。
総得票数は2575票。果たしてその結果は――。
一番多かったのは「1日前」今回、「0分前」「15分前」30分前」「1時間前」「3時間前」「6時間前」「12時間前」「18時間前」「1日前」「2日前」「3日前」「5日前」「1週間前」「10日前」「2週間前」「15日以上前」と細かく選択肢を用意した。
全国から集まった投票結果を「1時間前まで」「6時間前まで」「18時間前まで」「1日前まで」「2日以上前まで」の5つに分け、まとめたものがこちら。
ドタキャンと感じるラインで一番多かったのは「1日前」で36.4%(937票)。
その次に多かったのは、「12時間前」で16.1%(414票)となっており、1日や半日といった感覚を目安にドタキャンかどうか判断している人が多いようだった。
その他、「3時間前」と回答した人が10.1%(259票)、「1時間前」が「9.9%(254票)、「6時間前」が9.3%(240票)、「18時間前」が6.3%(163票)とそれぞれ1割前後の票数を集めている。
都道府県別の詳しい結果を見てみると、33都道府県で「1日前」と回答した人の割合が最も高くなった。