<交換作業>サイドブレーキワイヤー切れを直してみる!

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<交換作業>サイドブレーキワイヤー切れを直してみる!

車をコンビニに駐車させサイドブレーキをかけたときに、「バチン」と音がしてサイドブレーキのレバーが軽くなったそうです。その後はサイドブレーキレバーを何度引いても反応がない状況のようで、マニュアル車なのでミッションを1速かバックに入れて使用していたとのことです。

トラックでああるのですが、サイドブレーキの構造がわかりやすいタイプの車でしたので、ここでは、構造を理解しながらワイヤーの交換をしていき、なるべくわかりやすく解説します。

■サイドブレーキワイヤーが切れた車の詳細

引用:筆者撮影画像

トヨタ・クリックデリバリー

走行180,000㎞

初代の最終モデルのようです。猫のマークの運送会社さんが多く導入した車で、配送に特化した内装になっていてます。ドライバーの使い勝手を優先に考えたモデルです。

走行距離は、少ないのですが年数が20年以上経過していたので、サイドブレーキワイヤーが劣化したり腐食してしまい「ブチっ」と切れたようです。

■サイドブレーキワイヤーの切れた箇所を目視で確認

引用:筆者撮影画像

部品を頼むためにサイドブレーキワイヤーがどこで切れているかを確認していきます。ジャッキアップし、下から覗き込みながら調べます。

クリックデリバリーのサイドブレーキワイヤーの構造。 運転席サイドブレーキを引く。 ブレーキワイヤーが引っ張られる。 ちょうど車の真ん中あたりで、1本のブレーキワイヤーからレバーを介して2本に分かれる。 2本のブレーキワイヤーが後ろのタイヤ(ブレーキドラム)に入っている。 2本のブレーキワイヤーが張ることで、サイドブレーキが作動します。

今回は、1本のブレーキワイヤーが2本に分岐させる部分で切れていました。一番力のかかるところでもあります。

引用:筆者撮影画像

サイドブレーキワイヤーを注文して、パーツ到着を待つ間に、切れたブレーキワイヤーを取り除いていきます。当然フロア下を通っているので、外さなければならないボルトは、錆との戦いです。

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