一軍登板のカウントダウンが始まった。令和の怪物・佐々木朗希(千葉ロッテ)の本拠地ZOZOマリンでの先発デビュー計画が、着々と進められていた。
しかし、“顔見せ”程度となりそうだ。それではファンも納得しないだろう。
「5月3日から千葉ロッテはZOZOマリンで日本ハム、オリックスと対戦します。この6試合のいずれかで一軍デビューさせる予定です。ただ、ロッテ首脳陣は佐々木に対し、『腫れ物に触るような』と言っていいくらい、慎重です。同14日からの西武3連戦も念頭にあるようですが」(球界関係者)
一軍デビューのリハーサルとなったのは、去る4月20日の楽天二軍戦だった。3回を投げ、2安打1四球4奪三振、2失点。公式戦初の本塁打を浴びたが、球数はプロ最多となる63球を投げている。「まだオトナの体ができていない」との指摘も多く聞かれるが、もっと投げられるはずである。
同日の結果報告を受け、井口資仁監督は「5回は投げるようにならないと…」と言ったが、こんな情報も聞かれた。
「3回で交代させる予定でした。4イニング目を投げさせなかったのは、首脳陣が慎重だったからです。前回登板は2イニング、いきなり2イニングを増やすよりも少しずつ段階を踏んで。まあ、投げさせようと思えば、佐々木も5イニング以上は投げられたはず。ただ、70球、80球以上を投げた後、その疲労具合がどの程度の日数で抜けるのか分からなかったからです」(前出・同)
佐々木は「全力投球」も禁止されている。160キロ超えのストレートはいつでも投げられるが、それに耐えうるだけの筋肉がまだ完全に備わっていないためだ。
そんな慎重な育成法に「過保護」との批判も出始めた。もっとも、6、7割の力で150キロ超えのストレートを投げ続けているのだから、全力投球が解禁された時はどうなるのかという楽しみはあるが…。
「一軍の雰囲気、対戦するバッターのレベルの高さを体感させるのが、デビューマウンドの目的です。勝敗はもちろん、関係ありません」(前出・同)
今年は、東日本大震災から節目の10年を迎えた。
ロッテ・佐々木、一軍デビュー戦は早期降板が決定的? 首脳陣はマウンド上での悪癖に懸念か
2021.05.05 11:00
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