大谷翔平は日米野球ファンの「注目の的」であり、今季は投打ともに大活躍である。しかし、所属するロサンゼルス・エンゼルスはア・リーグ西部地区で最下位争い…。「トラウトとショウヘイ・オータニがいても、チームを救えないのか?」と、地元メディアはMLB最高プレーヤーとも称されるマイク・トラウトを加え、そんな皮肉めいた見出しも立てていた。
「次回5月11日の大谷の先発登板以降、エンゼルスの戦い方が変わってきそうです。その一例が『二刀流の起用法』です」(在米ライター)
同日の先発予定を指して、日本のメディアもこんな紹介をしていた。
〈1回1/3を投げれば、今季20イニングに達する。打者で20試合以上、先発出場(1試合3打席以上)の条件を既に満たしているため、現在の大谷の登録を「投手」から「二刀流」に切り替られる〉
この登録の変更は意義深い。