「あとアウト4つ!」大谷翔平が公式に"二刀流登録"される日 (2/3ページ)

Asagei Biz

変更されれば、エンゼルスを率いるジョー・マドン監督も自由に采配を振るうことができそうだ。

「今季、マドン監督は大谷を投手として先発させる際、指名打者を解除するリアル二刀流の采配も明言してきました。実際にその通りになりましたが、リアル二刀流の采配の弱点は、他の先発投手陣の登板間隔が不規則になること。そして、大谷の体力的負担です。『二刀流の選手登録』後、投手か打者に偏重した起用法になりそう」(同前)

 大谷が活躍する度に「ベーブ・ルース以来」との報道もされているが、彼はメジャーリーグのルールも変更させていた。

 渡米した2018年シーズン後だった。メジャーリーグ機構(MLB)と同選手会は協議し、二刀流選手の定義を明文化することを決めている。それが、20イニング以上の登板と、1試合3打席以上立った野手でスタメン出場数が20試合以上というものだった。

「マイナーには非凡な打撃センスを持った投手や、短いイニングなら投げられそうな野手がゴマンといます。彼らをメジャーに昇格させる際、野手登録して投げさせたり、投手登録したのに野手出場させたら、ゴチャゴチャになってしまいます。投手、野手の登録をシーズン途中で変えるのも良くありません」(同前)

 大谷のようなれっきとした二刀流選手になるためには、まずは投手登録し、前述の条件をクリアしなければならない。大谷は昨季、トミー・ジョン手術の影響で公式戦では登板はゼロ。つまり、二刀流の「Two-WayPlayer」として選手登録するため、条件クリアする必要があったのだ。

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