韓国の日刊紙「東亜日報」は4月29日、北朝鮮の金正恩委員長が些細な一言に激怒し、合唱団の指揮者を公の場で無残な方法で処刑した、というニュースを伝えた。
記事によれば、事件が起こったのは、故金正日総書記の誕生日である今年2月16日。北朝鮮では、この日を「光明星節」として祝う習慣があり、金正恩氏は妻同伴で、平壌にある万寿台芸術劇場で記念公演を鑑賞していたという。
そんななか、演目のひとつに、俳優たちがスクリーンの裏で手品を行うパフォーマンス、通称「シャドー・マジック」と呼ばれるものがあり、その見事な演出があり、金夫妻はいたくご満悦の様子だったという。
「そこで、夫妻は公演後に劇団員たちに直接声をかけねぎらったそうです。ところが、公演に参加していたある合唱団の指揮者が、近くにいた人物に『自分はそんなにいいと思わなかった』と耳打ちしたようなんです。もちろん、金夫妻がそれを直接聞いたわけではありませんが、なにせ、監視社会の北朝鮮のこと。すぐにそれが密告されてしまった。結果、その日の深夜、国家保衛省により、指揮者の身柄は拘束されたのだそうです」(週刊誌ライター)
ところが、この事件は、逮捕だけでは済まなかった。なんと、2日後には、平壌在住のすべてのアーティストに集合命令が下ったというのだ。
「集められたアーティストたちはその後、平壌市内の処刑場に移動。