24歳母親、突進してきた犬に発砲するも誤って5歳の息子を撃つ 母親は逮捕、飼い主も軽犯罪に

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 予期せぬ出来事に遭遇した際、思わぬ行動に出てしまったという経験がある人は少なくはないだろうが、海外では5歳の息子に向かって突進した中型犬を銃で撃とうとしたものの、誤って息子を撃ってしまった母親がいる。

 アメリカ・テキサス州で、24歳の母親が近所の家から飛び出してきた中型犬に向けて銃を発砲したが、誤って息子を撃ったと海外ニュースサイト『The Daily Star』と『ABC7』、『The Daily Star』などが6月5日までに報じた。

 報道によると、息子は両親とともに自転車で近所の通りを走っていたという。息子が自ら自転車を運転していたのか、母親の自転車に乗っていたのかなど具体的な状況は明かされていない。すると生後6カ月のボクサー犬が突然、家の中から通りに飛び出してきたという。ボクサー犬は中型犬に分類され、番犬や護衛犬として飼われることが多い犬種である。

 ボクサー犬は通りにある家から飛び出すと、母親らの元に向かってきた。母親はとっさに持っていた銃でボクサー犬に向けて3発、発砲したという。しかし、そのうちの1発が息子の腹部に当たった。ボクサー犬に弾が直撃することはなかったものの、弾が前片足をかすめ、軽傷を負った。ボクサー犬は落ち着いた様子で自ら家に戻った。息子が被弾した状況は不明だが、一部の報道では弾丸がなんらかの形で跳ね返って息子に当たったという情報もある。母親がなぜ銃を持っていたのか、銃の所持許可証を持っていたのかは分かっていない。なお、同州では公共の場で銃を携帯することは認められている。

 『ABC7』によると、ボクサー犬は室内で飼われていたが、来客があったと思った飼い主の男性が玄関を少し開けたすきに家から飛び出した。家の玄関に設置された監視カメラの映像を見ると、ボクサー犬が飛び出して1秒も経たないうちに銃声が鳴っていたことが確認されたという。銃声の後には、息子の両親の叫び声が聞こえていたそうだ。監視カメラには、ボクサー犬の後を追う飼い主の姿も映っていた。『Mirror』は家から飛び出したボクサー犬の写真を公開しているが、犬は体長1メートルほど、背丈は50センチほどである。なお、母親らと飼い主の男性に面識があったのかは不明である。

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