今年デビューした新人騎手の最注目株は、ルーキーらしからぬ安定感と、騎乗技術が魅力の▲永野猛蔵(18)だ。
「前走3着以内馬に騎乗したレースは〈8 3 3 12〉で3着内率が53.8%(複勝回収率115%)。初騎乗となった今年3月以降に限れば、福永祐一騎手の46.2%や松山弘平騎手の48.5%よりも上です。あとは上級条件のレースにも強く、すでに2勝クラスで7頭の馬を8回、3着以内に持ってきています」(伊吹氏)
その実力は、関係者の間でも評判だという。TMが語る。
「『乗れる3キロ減騎手』として、騎乗依頼はすぐに埋まる。この夏の福島や新潟など、減量が効く平場戦は特に狙い目です。彼がすごいのは、いろんな勝ちパターンがあること。馬群をさばく技術や、追い込む時の思いきりのよさは新人離れしている。美浦では常に調教に乗りっぱなし。記者と雑談している姿を見たことがないくらい練習熱心なので、今後も順調に勝ち鞍を伸ばすでしょう」
永野と並んで12勝を挙げている▲小沢大仁(18)も見逃せない。
「永野騎手同様、上級条件のレースに強い新人です。2勝クラス以上は〈6 1 2 17〉で3着内率は34.6%(同136%)。競走番号別成績を見ても第9R以降が好成績で、終盤のレースが得意なタイプかもしれません」(伊吹氏)
小沢は5月23日の中京11R、単勝13.5倍の6番人気馬デンコウリジエールで勝利を収め、3連単3万馬券を提供。新人騎手では唯一、メインレースでの勝利となった。減量のない特別戦でも軽視は禁物だ。
同じく新人の★永島まなみ(18)は「4キロ減」が最大の武器となる。