コロナ受け、出版社のECサイト・D2Cに高い関心/ 「本の価値」を直接届ける取り組みを議論、90名が参加のイベント

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 株式会社とうこう・あいは出版社専用ホームページ作成システム「HONDANA+」のリリースを記念して、2021年6月22日にイベント『「本の価値」が生きるコミュニティづくり:Webを通じて読者と直接つながる!版元と読者の未来像』を開催しました。イベントでは、とうこう・あいが新サービス「HONDANA+」の発表を行い、概要や開発の背景を紹介しました。「HONDANA+」は出版社がECサイト管理・書誌情報管理をスムーズに行えるシステムで、月額4万円と5万円の2プランをご用意しています(税別)。

 株式会社とうこう・あいは出版社専用ホームページ作成システム「HONDANA+」のリリースを記念して、2021年6月22日(火)全国の出版関係者を対象にイベント『「本の価値」が生きるコミュニティづくり:Webを通じて読者と直接つながる!版元と読者の未来像』を開催し、会場参加者とオンライン参加者を合わせて90名が参加しました。イベントでは、クルミド出版発行人の影山知明様、白水社営業・宣伝部の小林圭司様が各社の取り組みを紹介したほか、とうこう・あいは新サービス「HONDANA+」の発表を行い、概要や開発の背景を紹介しました。

 クルミド出版は2012年から株式会社フェスティナレンテにより運営されており、同社は喫茶店・書店の経営も手掛けています。喫茶メニューに「読みもの」を「食べもの・飲みもの」と並列させ、短編1冊を200円~300円で販売する試みなどを通して、新たな読書体験を提供しています。影山様は、顔の見える「特定多数」を想像することが大切と話しました。
 白水社によると昨年、コロナ対策として多くの大学がオンライン授業を行ったため、教科書を購入できない学生が急増したといいます。従来、語学教科書は大学や語学教室にのみ卸していましたが、2021年3月から自社ECの運用を始め、教科書の注文がピークを迎えた4月には600件以上の注文が入りました。小林様は、1人でも多くの学生・読者に届けられたのではと考えています。

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