東京ドーム9つ分の広さを誇る巨大な敷地に建てられた「選手村」。世界中からアスリートが集まる場所はいったいどうなっているのか。実際に現地に足を運んでみると、その実態が浮き彫りに─。
「ここ数日で外国人のお客さんが増えたのよ。近くに選手村があるでしょ。ここは近いから来ているんだと思うけど‥‥。こんな時期だけど、うちの店は24時間営業でお酒も出しているの。先週の夜、五輪関係者の外国人6人組が生ビール60杯飲んでいったんだよ。まるで水みたいにガバガバ飲んでいて驚いたね。私は高齢でまだワクチン打ってないから怖いのよね。何がバブル方式なのか。あんなの守られてないよ」
東京では4度目となる緊急事態宣言が発令中だが、7月末には新規感染者が3000人を超えるなど、「第5波」は本格化しつつある。コロナ感染拡大防止のため、選手や関係者の行動ルールを定めた「公式プレイブック」には、〈人との接触を最小限に抑えてください〉と記載され、「1人での食事」を呼びかけている。
ルール違反は集団飲酒にとどまらない。