東京オリンピックの各競技でひたむきに戦う選手らの姿に、感銘を受けた人も少なくない。感動を与えてくれるオリンピック選手だが、一方で引退後に事件を起こして有名になってしまう選手もいる。
2019年8月7日、米ニュージャージー州の農場で女性を銃で撃った疑いで元オリンピック選手の男が逮捕されたと、同年8月9日付『Daily Mail』、同年10月15日付『New York Times』などが報じている。
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報道によると当時54歳の男Aは馬術の元選手で、2008年北京オリンピックにアメリカ代表として出場経験がある。引退後は、同州の自身の所有する農場で、馬術の訓練施設を運営している。事件の発端は、家の貸し借りをめぐるトラブルだった。
2018年にフロリダの馬術大会で、Aは当時38歳の女性と出会った。女性も選手として大会に出場。Aと女性は意気投合し、女性はAの訓練施設に移り住み、トレーニングを積むことになったそうだ。女性は交際相手とともに、Aの農場にあるアパートに住む契約を結んだという。
しばらくして、農場内のAの住まいが洪水で被害を受けた。Aは女性の暮らすアパートに住みたいがために、女性らをアパートから追い出そうとしたそうだ。女性らは立ち退きを拒否したためAと対立。女性によると、この頃からAの嫌がらせが始まったという。しかし、Aの主張は逆だ。Aは、女性から嫌がらせを受けたと主張。Aは警察にも「女性が不法占拠している。嫌がらせを受けている」と度々通報。警察は民事不介入として取り合わなかったそうだ。
トラブル発生から約1カ月後、Aは銃を持ち出して、農場にいた女性の胸付近を撃ち抜いた。女性の交際相手にも発砲したが弾はそれ、交際相手にけがはなかったという。警察が呼ばれて、女性は病院に搬送された。女性の左肺を弾丸が貫通、女性は一時重体となるも、一命は取り留めた。Aはのちに逮捕され、殺人未遂で起訴された。裁判は現在も続いている。Aは「正当防衛」を主張し、容疑を否認しているという。
オリンピック選手による銃撃事件 馬術で出場の男は住宅トラブルで女性に発砲も正当防衛を主張
2021.08.10 06:00
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