伝説的なロックバンド『ニルヴァーナ』が、訴訟されて話題になっている。
同バンドが1991年にリリースした2ndアルバム『ネヴァーマインド』のジャケットは、プールの中で裸の赤ちゃんが、釣り糸にぶら下がった1ドル紙幣を目がけているもの。Tシャツなどに流用され、〝世界一有名な赤ちゃん〟の愛称で親しまれており、一度は目にしたことがある人も多いだろう。
"Nevermind," Nirvana's second studio album, was released in 1991. https://t.co/H5ejnl0ZQD
— snopes.com (@snopes) August 25, 2021
しかし、ジャケット撮影から30年経った2021年、ジャケットに写る元赤ちゃんが性的搾取を理由に「ニルヴァーナ」を提訴した。その一方で、男性の〝矛盾〟が次々と露呈しており、非難の声が高まっているようだ。
〝世界一有名な赤ちゃん〟ことスペンサー・エルデン氏は、現在30歳のアメリカ人男性。問題となっているジャケット写真は生後4カ月の時に撮影されたものだという。
この写真でエルデン氏は全裸かつ、性器も写っていることから「生涯にわたるダメージを被った」と訴えている。〝児童ポルノ〟であると主張し、「ニルヴァーナ」のメンバーであるデイヴ・グロールやクリス・ノヴォセリック、写真を撮影したカメラマンなど計15人から各15万ドル(約1650万円)ずつの損害賠償を求めている。
しかしエルデン氏の保護者は、当時その写真の使用を許可する文書に署名していたようだ。さらにエルデン氏は2016年に「ネヴァーマインド」のリリース25周年を記念して、ジャケット写真を自ら再現。水中で水着姿になってジャケット写真を再現しており、ノリノリで楽しんでいる姿がインスタグラムに投稿されている。