やはり頼みはワクチン接種のようだが、普及によってそれまでの反動から規制が緩んでしまうケースも出ている。
「当初、ワクチン接種が順調に進んだため、CDC(米国疾病予防管理センター)が、ワクチンを打った者同士であればマスクをしなくてもいいという形に規制を緩和しました。それにより国民の気分も緩んでしまった。最近、大谷翔平選手の試合を見に行きましたが、誰もマスクなんかしておらず、スタンドは満席ですよ。全員がワクチン接種をしているとも思えないので、ああいう状況を見ると感染を抑えるのは難しいかなと感じました」(峰氏)
アメリカでは、全人口の約500人に1人がコロナで命を落としている。マスク着用を受け入れる生活文化の日本とでは、雲泥の差があるかもしれない。
一方、イギリスでは国を挙げてのトンデモない大規模実験が行われた。6月から7月にかけて行われたサッカー8試合に、人数制限なしのノーマスクというルールで35万人もの観客を集めた結果、約6400人がコロナ感染。観戦の条件としてワクチン証明書、もしくは陰性証明書が必要だったが、それでも大声での声援が感染拡大の原因となったというから恐ろしい。
ところが感染データを検証してみると、ほとんど重症者、死亡者は出なかったという。