天草四郎(あまくさしろう)という名前は、みなさんも一度は耳にしたことがあるでしょう。歴史の教科書や映画・小説・マンガなど多方面で取り上げられています。しかしたった16年という短い生涯だった彼の正体は、多くの謎に包まれているのです。
今回は、数々の伝説や噂が残る天草四郎の実像について紹介します。
江戸時代、長崎でキリシタンや虐げられた領民による一揆『島原の乱』が起こります。
おろかで無能な藩主。非人道的な政策で島原の乱を引き起こした暗君「松倉親子」の愚行【前編】その時、突如歴史の表舞台に登場した16歳の少年が天草四郎。謎に包まれた彼の人物像や容姿、伝説について紹介します。
人物像天草四郎は通称で、本名は益田四郎時貞(ますだしろうときさだ)。