値上げ地獄&寒波到来に負けない!懐ホカホカ「冬の防寒節約術」

| 日刊大衆
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 本格的な冬将軍の到来を前に、ただでさえコロナ禍で四苦八苦している家計を、燃料費の高騰が直撃する事態となっている。

「日本全国で電気やガス料金の値上げが12月も続くことになり、これで4か月連続となりました。大手10社の標準家庭向け料金において12月の電気代を年初と比べると2割近い値上がりになった地域もあります。しかも悪いことに、電気・ガスの値上げは年明け以降も続く見込みです」(全国紙経済部記者)

 灯油も高騰が続いており、冬季に新型コロナウイルスの第6波や寒波に襲われたら、さらなるステイホームによってかさむ暖房代が家計を圧迫する事態となる。

 そこで今回、節約のプロに、体にも懐にも優しい暖房費の節約術を伝授してもらった。節約アドバイザーで、ファイナンシャルプランナーの丸山晴美氏が解説する。

「確かに冬の光熱費節約というと、我慢を強いられるイメージがありますが、少し環境を整えるだけで、暖かく快適に生活することができます。小さな工夫を重ね、今年の冬をお得に過ごしましょう」

 暖房器具を使わずに体を温める方法として、まず思いつくのが重ね着だ。ただ、むやみに着ると動きにくいうえ、気分が滅入ってしまう。

「たった1枚重ね者するだけで体感温度を上げられます。省エネルギーセンターによると、“薄手シャツ+ズボン”の組み合わせから“Tシャツ+スウェット上下”に変更することで、体感温度は1.5〜2.3度上昇するそうです。他にも、フリースやカーディガンを羽織るとプラス2.2度、靴下をはくとプラス0.6度、スリッパをはくとプラス0.6度で、足下が合計1.2度上がります。ひざ掛けを使うと、さらに2.5度プラスされるそうです」(丸山氏)

■“3つの首”を温めよう

 一方、部分を温めることで体全体を温める方法を伝授してくれるのは、消費生活アドバイザーの和田由貴氏だ。

「“3つの首”と呼んでいますが、首と手首・足首をネックウォーマーなどで温めるのがオススメです。

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