温暖化による氷河融解でサケに新たな生息地が生まれる可能性

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温暖化による氷河融解でサケに新たな生息地が生まれる可能性

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 進化生物学において、"適応するか、死ぬか"という言葉は、環境変化に直面して生きるための選択を迫られるあらゆる生物種にとって、まさに言い得て妙だ。

 地球環境は常に変化している。これまで5回の大規模な氷河期を経てきたことからもわかるように、地球はいつも変動してきた。その時々の異なる選択肢は、あらゆる種にとって、常に背後に迫っている喫緊の問題なのだ。

 気候変動が進む中、移動することができる生物の多くは、自分たちが繁栄できる条件を追い求めて、別の場所へと移動しているが、それにより新たなチャンスが生まれることもある。

 氷河の融解することで、2100年までに、サケの産卵や子育てに適した広大な河川ネットワークが出現する可能性があるという。

・温暖化による氷河融解で、サケに新たな生息域が広がる
 地球が直面している気候変動のスピードは、自然な気候サイクルのペースよりも遥かに速くなっていて、多くの生物にとって、その変化にすぐに適応できるか否かが問われている。

 このまま手をこまねいて死を待つのではなく、繁栄できる場所を求めて移動していく。そこに新たなチャンスが生まれる可能性もある。

 『Nature Communications』誌に掲載された、カナダ、サイモン・フレイザー大学の新たなモデル研究によると、温暖化が原因の氷河の融解によって、2100年までに、サケの産卵や子育てに適した広大な河川ネットワークが出現する可能性があるとしている。
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