巨人、ドラ1・大勢は菅野級の投手になる? 新人合同自主トレで見せた大器の片りんとは

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 監督、コーチの威厳は? 新人合同自主トレ2日目(1月15日)、巨人のドライチルーキ・翁田大勢(関西国際大/登録名は大勢)が大器の片鱗を窺わせた。同自主トレ恒例の体力測定が行われ、重さ3㎏の「メディシンボール投げ」測定で、19m50㎝をマークした。

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「エース・菅野智之が平均20m、チーム内ではビエイラの22mが最高記録です」(スポーツ紙記者)

 育成6位の菊地大稀投手(桐蔭横浜大)が20m超えを記録。興味深かったのはどの新人選手も好記録を出していたことだ。聞けば、学生時代からメディシンボールなどを使った“体幹トレーニング”をやっていたという。

 「甲子園常連校、大学の野球部では体幹トレーニングは当たり前。専門のトレーナーが指導している学校も珍しくありません。中学の硬式野球チーム時代から体幹トレーニングをやっていたプロ野球選手もいますよ」

 他球団だが、スカウトがそんなことを話していた。

 そうなると、当然、プロ野球に進んだアマチュア選手もトレーニングに関する知識を持っている。その知識が“邪魔”をして、コーチや球団所属のトレーナーの指示に従わないなんてこともあるのではないだろうか。

 「どの選手にも適応し、必ず効果が望めるトレーニング方法なんてありません。プロ野球選手も色々な失敗を積み重ね、自分に合うもの、合わないものを選別していきます」(前出・スカウト)

 ジャイアンツ球場に隣接された選手寮にはトレーニングルームがあり、その練習機器も最先端のものが取り揃えられている。

 プロ野球の練習方法も日々、進化しているが、昨季、二軍監督を務めた阿部慎之助・現作戦兼ディフェンスチーフコーチは「昭和で行く」と、猛練習論を掲げていた。近代トレーニングを否定したわけではないが、若手選手が悲鳴を上げていた。

 「近年の機具を使った練習法は科学的トレーニングとも呼ばれています。

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