男の子は強くないとダメ? オーストラリア出身の作家が絵本で呼びかけたこと

| 新刊JP
『男の子は強くなきゃだめ?』(すばる舎刊)より

男の子は簡単に泣いちゃいけない。強くなくちゃいけない。
大人の男性の皆さんは子どもの頃、「男の子なんだから」「男の子はこうじゃないと」と周囲の大人たちから言われたことがありましたか?
そして大人になった今、子どもたちに「男の子らしさ」を押し付けてはいませんか?

男の子にとって大切なことは、男らしくあることじゃない。

オーストラリア出身の作家ジェシカ・サンダーズさんと、イギリス出身のイラストレーターであるロビー・キャスロさんによる絵本『男の子は強くなきゃだめ?』(西田佳子訳、すばる舎刊)は、いろんな子どものたちの姿を描きながら、子どもにとって本当に大切なことを伝えてくれます。

それは一体どういうことなのでしょうか?
少しページを開いてみましょう。

■「強さ」ってなんだろう?

「男の子は強くなくちゃいけない」とよく言われます。では、その「強さ」とは一体なんでしょうか。力が強いこと。苦痛に耐えられること。運動ができること。それも「強さ」の一つです。でも、それだけではないはずですよね。

困っている友だちを助けられる男の子も、強い男の子です。
友だちの話を聞いて、ぎゅっと抱きしめてあげられる男の子も、強い男の子です。
もちろん、歌やダンスや楽器が好きな男の子も、強いんです。

「強さ」とは自分のことをすべて受け入れて、自分を好きになることによって得られます。苦手なことがあっても平気。人と比べなくて気にしなくていいんです。
みんなそれぞれの「強さ」を持っているのですから。

「君には君の強さがある」

■自分の気持ちと向きあおう

嫌なこと、不安なことはどうしても目をそむけたくなります。
でも、それにふたをしてしまうと、喜びや幸せにもふたをしてしまうことになります。
そして、そのふたをした心の中で、その気持ちはどんどん大きくなって、自分を押しつぶそうとしてきます。

嫌な気持ちを心から追い出すにはどうすればいいのでしょう。

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