ジャニーズ、音楽レーベル分散で世界進出へ大きく前進?

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 ドラマ「未来への10カウント」(テレビ朝日系)で、主演の木村拓哉がスポ根丸出しだ。木村といえば今春、2度目となるソロコンサートツアーを成功させ、歌手としての実績もさらに積んだ。SMAP時代からジャニーズ事務所に所属して、レーベル会社もビクターエンタテインメントのまま勤続30年超えは、現役ジャニーズで唯一だ。

 木村と真逆で、ジャニーズアーティストが新レーベルを発足させることが90年代後半以降は増えた。パイオニアはKinKi Kids。97年のデビューに合わせて、新レーベル「Johnny's Entertainment」が設立された。19年の事業終了に伴い、新たに発足された「Johnny's Entertainment Record」が引き継ぎ。現在も新たな楽曲をリリースしているKinKi、NEWS、ジャニーズWESTの権利が管理されている。

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 KinKiのおよそ4年後の2001年に誕生したのは「J Storm」。嵐のプライベートレーベルだ。Stormは「嵐」を意味する。06年にはKAT-TUNのプライベート内部レーベル「J-One Records」も生まれている。

 嵐の好セールスは言わずもがな。グループ活動は2年近く休止しているが、最新映像作品「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」は週間DVDランキング、週間Blu-ray Discランキング、週間ミュージックDVD・BDランキングの3部門で1位。12作連続通算12作目の映像3部門同時トップは歴代1位で、記録を自己更新した。さらに、初のライブフィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」は、昨年の実写映画興行収入でナンバー1。ライブフィルムが国内興収1位になるのは史上初だ。

 14年には、テイチクを円満退社した関ジャニ∞が、自主レーベル「INFINITY RECORDS」を設立。無限大の意味を持つ「∞」がINFINITYの由来だ。

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