世界最小のコガタペンギンがニュージーランドの海岸で大量死、食べるものがなく餓死した模様

| カラパイア
世界最小のコガタペンギンがニュージーランドの海岸で大量死、食べるものがなく餓死した模様

[画像を見る]

 ペンギンの種類の中では世界最小の「コガタペンギン」に異変が起きているようだ。ニュージーランド北島の海岸で452羽もの死体が発見されており、その半数が10日以内に死んでいたことが判明した。

 ニュージーランドとオーストラリア南部で繁殖するコガタペンギンは、5月から6月にかけて海岸に上陸する。その間、犬などの肉食動物に捕食されたり、交通事故に遭って死んでしまうこともあるが、ここ1ヶ月半の間に大量に発見された死体に襲われた形跡はなかった。

 専門家によるとその死因は餓死である可能性が高いという。エサとなる食べ物がほとんどなかったのだ。

・気候変動で餌が不足し、コガタペンギンが大量餓死
 6月上旬の1週間だけでも、ナインティ・マイル・ビーチでは183羽、ケーブル・ベイでは100羽以上の死体が発見されている。それらは海岸で死んでいて腐敗が進んでいた。

 専門家は、死因は餓死だろうと推測する。気候変動(温暖化)で海水温が上がった結果、エサとなる魚が温度の低い深いところに移動してしまったことが背景にあるという。

 2021年はニュージーランドにとって記録的に暑い年だった。ニュージーランド周辺の海は最大3度も上昇し、否応なく地表の気温まで上昇させた。
ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー