数々のフレーバーが存在するポテトチップス業界で、近年ブームとなったフレーバーをご存知だろうか。そのフレーバーとは、世界三大珍味のひとつ“トリュフ”。プチ贅沢フレーバーとして、庶民派お菓子のポテトチップスと高級食材トリュフのコラボが人気を集めているようだ。そこで今回は『トリュフ味ポテトチップス 4種食べ比べ』と題して、各メーカーのトリュフ×ポテトチップスの味わいをたしかめてみよう。
■トリュフは芳香だがクセ強し! じゃがいもとのバランスが重要
世界三大珍味のひとつ“トリュフ”は、塊状のキノコの一種。その独特な香りは、アーモンドのような、土のような、スパイスのような…ほかの言葉では表せない魅力を持っている。森林の地中に埋まっているため採取が難しく、数も少ない高級食材だ。
そんなトリュフだが、実は味がほとんどない。無味。そのため香り付けとして使われることがほとんどで、むしろそれしかないというのが現実。だからこそ、ポテトチップスのフレーバーになって、しかもブームになったと知った時は驚いた。
そうなると、どんな味か気になるのが、記者の性分。そこで『トリュフ味ポテトチップス 4種食べ比べ』と題して、各メーカーのトリュフフレーバーを購入。一体どのように料理されているのか、たしかめてみよう。
■『ハンターズ 黒トリュフフレーバーポテトチップス』
1つ目は、ポテトチップス界にトリュフブームをもたらすきっかけとなった、東京ヨーロッパ貿易(東京都)が輸入するハンターフーズ社の『ハンターズ 黒トリュフフレーバーポテトチップス』(40g・実勢価格 税込169円・都内成城石井にて購入)。