新紙幣の顔となる「津田梅子」留学からの帰国後、すっかり日本語を忘れてしまっていた?

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新紙幣の顔となる「津田梅子」留学からの帰国後、すっかり日本語を忘れてしまっていた?

2024年から新紙幣の顔となる津田梅子は、東京都小平市にある津田塾大学の前身・「女子英学塾」の創立者です。

日本初の女子留学生となり、女子教育に心血を注いだ津田梅子の功績 〜新五千円紙幣肖像に

梅子は6歳のときに日本初の女性留学生の一人として岩倉具視使節団とともに渡米しました。この留学は、維新の立役者でのちに総理大臣になる黒田清隆が募ったもので、北海道開拓使として働いていた黒田が、北海道の開拓には人材育成が必要で、そのためには優秀な母親が必要であるというふうに考えたからでした。

渡米直後の梅子(wikipediaより)

幼くして留学した梅子は、それから11年間もアメリカで勉学に励み、ラテン語、フランス語などで優秀な成績を収めるなど、語学で才能を開花させました。

17歳になって日本に帰国すると、伊藤博文の家で通訳兼家庭教師として働いています。

24歳になると留学を志し、再び渡米。ブリンマー大学で生物学を専攻しました。

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