低賃金に冬場は勤務時間が大幅減… ハッピーだけじゃないディズニーバイトの実態

| 新刊JP
低賃金に冬場は勤務時間が大幅減… ハッピーだけじゃないディズニーバイトの実態(*画像はイメージです)

夏休みということで、各地の行楽地が賑わうシーズン。
関東近郊で多くの人が詰めかける場所といえば、やはり「東京ディズニーランド」「ディズニーシー」である。

アトラクションやイベントはもちろん、東京ディズニーリゾートといえば、どんな時でも笑顔を絶やさずお客をもてなすキャストのホスピタリティが話題になることが少なくない。彼らがいるからこそお客は現実をつかのま忘れ「夢の国」に浸ることができる。

ただ、「夢の国の住人」とはいえキャストたちもやはり人間。嫌な仕事や嫌なお客、仕事への不満や愚痴もあると考えるのが自然だろう。

■ディズニーの「美談」に元キャストは…

『ディズニーキャストざわざわ日記――“夢の国”にも××××ご指示のとおり掃除します』(笠原一郎著、三五館シンシャ刊)は元キャストの著者によるディズニーキャストのありのままの姿に迫る。

ディズニーキャストのホスピタリティについては、ビジネス書などでこれまで何度も取り上げられてきた。

「すべてのスタッフにミッションが刻み込まれている」
「すべてのキャストがすべての職種に関心を持ち、ゲストのハピネスのために互いに協力し合っている」
「『仲間を大事にする思い、仲間への気遣い、思いやり』がディズニーのすべてのキャストの胸に刻まれ、手抜きをしない大きな力となっている」
といった具合である。

これに対して著者の笠原一郎氏は「おいおい、ホントかよ!?」とツッコミを入れている。

われわれも人間だから、手を抜くこともあれば、ミッションを忘れるほどゲストに対して怒りを覚えることもある。仲間と会社の愚痴も言い合うし、給料が安いと不満を持ったりもする。(P2より)

■非正規雇用に依存するディズニーの雇用構造

よく知られているように、ディズニーキャストの給料は安い。

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