妊婦のふりをした女、友人妊婦のお腹を切り裂いて殺害 奪った赤ちゃんも死亡

| リアルライブ
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 物事をスムーズに進めるために、ウソをつくこともあるかもしれない。海外には、ついたウソが発端となり、とんでもない事件に発展してしまったケースがある。

 アメリカ・オクラホマ州の住宅で、お腹を切り裂かれた妊婦女性の遺体が見つかった事件で、容疑者として起訴されていた女の有罪が確定した。海外ニュースサイト『Ktal News』『OXYGEN』などが10月3日までに報じた。

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 報道によると、2020年10月9日午前10時ごろ、同州のとある住宅から「娘が殺された」と緊急通報があった。現場に駆け付けた警察は、リビングルームの床にうつ伏せで倒れている、女性の遺体を発見。女性はこの家に住む、妊娠8カ月の21歳女性だ。お腹が切り裂かれており、周辺は血の海。女性は頭を殴られ、首も切られていた。刃物が首に刺さったままであった。警察は、お腹の赤ちゃんを盗られた後、女性は殺害されたとみて、捜査を開始した。

 女性の遺体が見つかる約1時間前、パトロール中の警察官が、ふらふら運転をする車を発見し、停止させていた。警察官によると、運転席にいた当時27歳女(現在29)は、胎盤とへその緒がついた新生児を膝の上に置き、運転していたという。女は「運転中に出産してしまった。赤ちゃんが息をしていない」と助けを求めたという。女と赤ちゃんは救急車で病院へ搬送されたが、赤ちゃんは死亡が確認された。

 医師らが女を診察したところ、女には出産の形跡がなく、そもそも子宮がないことが判明。病院側が警察に通報。駆け付けた警察は、近隣で発生した妊婦殺害事件が女の犯行とみて、女を逮捕した。警察の取り調べに女は、女性のお腹を切り裂いて赤ちゃんを取り出したことは認めたが、「女性に頼まれてやった」と殺人は否認しているという。のちのDNA鑑定で、赤ちゃんの母親は、殺害された女性であることが判明した。

 検査結果を受けて、女は2件(女性および赤ちゃん)の殺人容疑で起訴された。最近になって女の裁判が始まり、新たな事実が徐々に明らかに。

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