日本旅行、条件が厳しい? ワクチン効果「根拠を示すべき」の声、訪日のため接種決意した外国人も

| リアルライブ
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 日本では「GoToトラベル」に代わる観光支援策として「全国旅行支援」が11日から開始され、ワクチンの3回接種かPCR検査等の陰性証明を条件に、旅行代金の割引や買い物や飲食に使用できるクーボンを取得できる。しかし条件を巡っては日本国内で批判的な声も上がっているようだ。ワクチンの接種回数や陰性証明の提示は諸外国でも一時はレストランの入店の際などに必要だったが、現在、海外はどのようになっているのだろうか。

 日本の全国旅行支援に対しては好意的な声が多い一方で、一部のワクチン反対派からは「ワクチンを打たせることが目的」「非接種者への差別」という声が寄せられている。陰性証明がワクチン接種の代わりになるが「ワクチン未接種者だけが陰性証明書の提出求められてるけど、ワクチン接種済みの人にも提出させるべき。3回打てばかからんとでも思ってるのか」という批判的な意見がネットを中心に上がっているのだ。条件があることに対して不満を感じている人は少なくはない。

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 実はワクチン接種回数や、陰性証明の提出が条件になることは日本だけではなく、海外でも過去に行われていた。ドイツではワクチンの2回接種、もしくはコロナ感染からの回復証明書か陰性証明書がなければレストランやスポーツ施設などに入れない時期があったが、州ごとに異なるものの、今年の春頃には全て撤廃。今後、来る冬に向けて変わる可能性はゼロではないが、現在はレストランの入店などにワクチン接種や陰性証明が必要なくコロナ前のような状態に戻っている。同様にフランスやスペインも、今年の春先には条件が撤廃された。

 ドイツに入国する場合に関しても以前は条件があり、ワクチン2回接種か陰性証明の提出が必要だった。だがこちらも6月に全て撤廃されコロナ前と同じように証明等は不要で入国が可能だ。

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