見送り方で問われる度量。戦国大名・藤堂高虎が家臣のために開いた送別会がこちら

| Japaaan
見送り方で問われる度量。戦国大名・藤堂高虎が家臣のために開いた送別会がこちら

もし皆さんが人を雇っているとして、その方が退職を願い出た時、皆さんならどう対応しますか?

引き留めたり、快く送り出したりなど状況により様々と思いますが、この時の態度で経営者としての器量が示されるものです。

藤堂高虎。「関ヶ原合戦図屏風」より

今回は戦国大名・藤堂高虎(とうどう たかとら)のエピソードを紹介。果たして彼は、去りゆく家臣にどう接したのでしょうか。

送別会にて

「何、暇乞いとな」報告を受けた高虎は、家臣に面会します。

「行くあてはあるのか」

「は、ドコそこに伝手がございまして」

普通「他家(他社)へ移籍する」と聞けば、相対的に「当家が劣っていると言うことか」と感じてしまい、あまり気分もよくないもの。

あーそうかい、だったらサッサと出ていくがよい。せいぜいご活躍を祈念いたします……など捨て台詞を吐きたくなるかも知れません。しかし高虎はそんなこと言わず、翌日に送別会(茶会)を開いて送り出します。

「餞別に太刀などとらせよう。存分に腕を奮うがよい」

「ありがたき仕合わせ。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
カルチャー