強さを磨くために必要な「自分の弱さ」の見つめ直し方

| 新刊JP
強さを磨くために必要な「自分の弱さ」の見つめ直し方(*画像はイメージです)

「強さ」に憧れを覚え、「強くなりたい」「強くあらねば」と思ったことはないだろうか。
それは肉体的な強さかもしれないし、精神的な強さかもしれない。ただ、どんな「強さ」であっても、自分自身で磨いていかなければ、強くはなれない。

では、強さを磨くにはどうすればいいのか。
格闘家ドクターとして知られる二重作拓也氏の著書『強さの磨き方』(アチーブメント出版刊)には、強さを磨くための方法がつづられている。

その中でも着目したいのが「弱さ」だ。この弱さを見つめ直すことが、自分の強さにつながっていく。強さと弱さはコインの表と裏の関係であり、補完し合う関係ともいえる。では、強くなるために、私たちはどう弱さを見つめればいいのだろうか?

■強くなるためには「弱さ」が出発点となる

偉人やずば抜けた成果を出してきた人を見ると、自分の弱さからスタートしていることが多い。

例えば、バスケットボールの神様と言われるマイケル・ジョーダンは高校時代2軍止まりだったし、作曲家のベートーヴェンは20代後半で聴覚を失った。アインシュタインは4歳まで言葉を話せず、7歳になるまで文字も読めなかったという。しかし、彼らは止まることなく自分の強さを磨き、傑出した成果を出した。

自分は強いと思ってしまえば、それ以上は強くなれない。自分は知っていると思ってしまえば、それ以上は学ばなくなる。強くない、知らない。そうした弱さこそが強さへの出発点であると二重作氏は述べる。

■どうしようもないことからは「逃げる」

また、本書で二重作氏は「逃げる」ことを肯定している。
たとえば「災害」や「新型ウイルス」など、私には想定外の危険が次々と襲いかかってくる。自分で対処できればそれに越したことはないが、自分の力ではどうしようもないと直感した時は「まず逃げる」を肯定してもいいのだと、二重作氏はつづる。

ただ、ここでいう「肯定」は、「奨励する」というものではない。「逃げる」ことで立て直しをはかったり、相手を油断させたり、距離を取って俯瞰してみるなど、その後の選択の幅が広がる。

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