〈監修・河野俊一氏にきく〉「“覚えて使っていく力”を伸ばせば視界が広がる、算数はそんな教科だと思います」

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特定非営利活動法人 Education in Ourselves 教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラムのプレスリリース画像

『[力をひきだす、学びかたドリル]「書く」からはじめる』第2巻
「 10までのたしざん・ひきざん」12月28日発売!

特定非営利活動法人「Education in Ourselves 教育を軸に子どもの成長を考えるフォーラム」(https://www.education-in-ourselves.org)発行の学習ドリル『[力をひきだす、学びかたドリル] 「書く」からはじめる』。4巻シリーズの第2巻を12月28日に発売しました。
たしざん・ひきざんの基本を繰り返し学習し、“覚えて使う力”を養いながら計算力を伸ばすノウハウと工夫がいっぱいのドリル。監修者の河野俊一氏(エルベテーク代表)に活用ポイントを聞きました。


“覚えて使う力”を効果的に育てるドリル

Q 算数の学習を不得手とする子どもがかなり多いですね。
A 私どもの教室では、一般の子どもと一緒に、「発達の遅れ」というハンディを抱えた子どもも多数学習しています。気になることは、指や○の数を数えて計算をしている子どもたちが多いことです。それ以上の学習へ導くには壁を感じます。これでは、計算力が伸びません。

Q どうすれば解決できるでしょうか?
A 一言で言えば、「覚えることの大切さ」を見直すことに尽きます。「そんことはわかっている」と思われるかもしれません。たしかに、小学校1年生の終わり頃には学校の授業でもカードを使って計算を覚える学習に入ります。「覚えることが大切」とは誰もが感じていることです。しっかり使える計算力を育てる計算練習を優先すれば、概念や解き方の説明も楽になります。「概念は概念、計算は計算」として進めるほうが効率的です。

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