犬が食べたら危険!海岸で猛毒を持つドクニンジンの根が発見され注意喚起

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犬が食べたら危険!海岸で猛毒を持つドクニンジンの根が発見され注意喚起

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 自然のものはすべて体に優しいと思い込んでいる人もいるがそんなことはない。特に植物の中には、オーバーキルすぎる猛毒を持つものがいくつも存在する。

 ソクラテスの薬殺刑に使用されたセリ科の「ドクニンジン」もその1つだ。

 イギリス・コーンウォールのビーチで、犬を散歩させていた飼い主が、変わった形をした植物の根のようなものを発見した。

 それこそがドクニンジンの根だったのだ。根は葉や茎よりも毒性が強い。犬がもし食べたら呼吸不全となり、最悪死にいたる。

 女性は、発見したドクニンジンの根を拾って処分し、SNSを通じて、地域の犬の飼い主に、散歩中のドクニンジンを犬が食べてしまわないよう警告を促した。

・猛毒のドクニンジンの根がビーチで発見される
 3月12日の朝、イギリス南西端に位置するコーンウォールのカービス湾で、犬の散歩をしていたスザンヌ・デラムロさんは、奇妙な形をした植物の根らしきものを発見した。

 見ると、それはヨーロッパでは「死んだ男の指」とも言われるドクニンジンの根だった。

 ドクニンジンの根は、時折イギリス全土の海岸で発見されることがあるという。

 RSPCA(英国王立動物虐待防止協会)では、少量でも食べると動物や人間が死亡する可能性があるので注意するよう、犬の飼い主に警告しているという。
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