元彼を19回刺した21歳女、逮捕されるも「夢だと思った」無罪を主張

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 犯罪者の中には言い訳をする者も少なくないが、海外では男性を刺したものの夢を理由に罪を逃れようとしている人間がいる。

 アメリカ・ウィスコンシン州で、21歳の女が元恋人の男性を複数回刺して逮捕されたが、夢だと思ったとし無罪を主張した。海外ニュースサイト『Law & Crime』と『The Daily Star』などが3月8日までに報じた。

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 報道によると、女は男性と同居していたという。2人は3年間交際していたが、1、2カ月前に破局していた。破局後も2人は一緒に住み続けていたが、男性はリビングのソファに寝ており寝室は別々だった。また2人の間に生まれたばかりの子どもも一緒に暮らしていた。

 2月18日の朝方、女は目を覚ますと寝ている男性を家にあったハサミで何度も刺した。通報を受けた警察が同日午前8時頃に現場に到着。なお警察は「妹がおかしくなって彼氏が刺された可能性がある」と通報を受けたそうだが、女が姉妹と暮らしていたという情報はなく、女に姉妹がいたのかどうかは不明である。女が自ら姉になりすまして通報した可能性もあるが、警察は女に姉妹がいたのかも含め、通報者の情報を明かしていない。

 通報を受けてすぐに警察が現場に到着。するとそこには血まみれの男性と、男性の横で泣き叫び、出血している傷口を手で多い圧力をかけて止血しようとしている女の姿があった。女は警察に「私は何かを見た」などと言っていた。

 男性はすぐに病院に運ばれ手当を受けた。男性は背中、胸、顔、頭皮など至る所に傷があり、少なくとも19カ所を刺されていた。男性は傷を縫うなどしたが幸いにも命に別状はない。現場の状況や証拠などをもとに女は逮捕された。

 3月6日、女の裁判が行われたが、女は心神喪失を理由に無罪を主張。女によると、事件当日の朝方6時半頃、女は子どもの寝つきが悪く目が覚め、リビングにあるベビーサークルの中に赤ちゃんを入れて、自身は再び寝室に戻って眠ったそうだ。

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