元彼を19回刺した21歳女、逮捕されるも「夢だと思った」無罪を主張 (2/3ページ)

リアルライブ



 女はその後犯行に及んでいるが「再び目を覚ましたことは覚えていない」という。男性を刺したことに関しては「夢だと思った」と話し、リビングに「人間ではない恐ろしい人物がいて攻撃したのを覚えている」と述べている。女はその恐ろしい人物を殺そうとしてハサミを手に取ったが、気づくと男性を刺していたそうだ。男性が血まみれになっているのを見て圧力をかけて止血しようとしたと話している。

 女は恐ろしい人物の姿を約6カ月間、見続けていたという。事件以前に女が精神的な問題を抱えて通院していた、もしくは薬を飲んでいたといった情報は現在までにないが、女は心神喪失による責任能力のなさを理由に無罪を主張して減刑を望んでいる。

 リビングには子どももおり、男性は「特に子どもの目の前でなぜ女が自分を刺したのか分からない」と話している。事件の前日、男性と女は特にもめごとなど起こしていなかったが、男性は過去に何度も女と口論し、女について「虐待的であった」と話している。男性によると、何度か女に殴られていたことがあり、殺すと言われたことはなかったものの、日常的に脅されるようなことはあったそうだ。

 女の判決は今後、決定される。現在女は精神鑑定を受けており、殺人未遂の罪で25万ドル(約3273万円)の保釈金で拘束されている。

 このニュースが世界に広がると、海外のネットユーザーからは「言い訳がクレイジーすぎる。無理がある」「夢だと思ったという言い訳で無罪になったらおかしすぎる」「女は明らかにうそをついている。最低」「もともと男性を虐待するなど殺そうとする兆候はあった」「男性の命に別状がなくてよかった。恐ろしい」「女はある種の薬を乱用していたのでは。私の知り合いもとある不眠症の薬を使用していて真夜中に奇妙なことをしていた」といった声が上がっていた。

 精神鑑定をもとに今後、女の判決は決まっていくはずだが、男性を殺しかねなかった女の行動は重罪に値するといえよう。
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