東北初 仙台育英学園高校で大学生によるデータ活用の放課後学習サポート バーチャル空間での実施結果を基に23年度よりコース全体で導入

| バリュープレス
Classi株式会社のプレスリリース画像

SchoolTech事業を展開し、AI搭載の個別最適な学習機能を提供しているClassi株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加藤 理啓、以下Classi)はこのほど、2022年4月から提供している高等学校・中高一貫校を対象にした学習データ活用の放課後学習支援プログラムを、宮城県仙台市の仙台育英学園高等学校で実施しました。同プログラムはICT教育と教員の負担軽減の推進、学習の個別最適化を目的に、全国最大規模の模試を提供する株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山市、代表取締役社長:小林 仁、以下ベネッセ)と大学生メンターによる校内塾運営で学校の働き方改革を支援し、首都圏最大規模の導入学数を誇る株式会社トモノカイ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:徳岡臣紀)と連携したものです。


仙台育英学園高校は部活動に注力するため推薦入試で大学を受験する生徒が多く、部活を続けながら大学進学後の授業理解に必要な基礎学力を身に付けるため、サポートを活用することになりました。「英進進学コース」の高校2年39名を対象に、2022年10月17日から11月21日の5回にわたり計9時間、英語の学習サポートを行いました。

ベネッセの模試による英語力や学習姿勢などのデータをもとに担任教諭が生徒を8グループに分け、生徒3~6人につきトモノカイが派遣する大学生メンターが1人ずつついてバーチャル空間上でアドバイスしました。10月には3回にわたるグループ演習を行い、11月は模試受験後の振り返りと復習を実施。最終回はメンターそれぞれが所属する東京大や早稲田大、東京理科大、東京学芸大など8大学の特色や現在学んでいること、高校で勉強する科目が大学でどう役にたっているかなどを各グループで順番にスライドを使って紹介しました。

進路意識データと教員の判断を掛け合わせたグループにより、部活帰宅後の時間でも出席率90%前後と積極的に学び合う姿勢が見られました。模試の振り返りに参加した生徒は解けなかった英語の長文問題などについてメンターに質問、大学生は基本的な文法の構造を生徒目線で丁寧に説明し、自身が高校生のときに実践していた勉強法を紹介するなど、キャリア意識の醸成にもつながる関係構築も確認できました。

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