東北初 仙台育英学園高校で大学生によるデータ活用の放課後学習サポート バーチャル空間での実施結果を基に23年度よりコース全体で導入 (2/5ページ)

バリュープレス

自身のアバターとバーチャル空間の学習環境で、生徒たちはリラックスしながら学んでいました。

この結果を踏まえ、2023年4月からは、同コースの生徒全体に取組みを拡大、教員の働き方改革とも連携していきます。

同校の加藤聖一校長室長は「生徒の個別のデータとICTツールを活用した、大学生メンターによるオンライン学習プログラムを、部活生も帰宅後に参加できるバーチャル空間での実施は東北の高等学校初です(※)。一般入試以外の受験が広がり教員の指導負担が増えるなか、大学生のサポートを受けながら、大学での学びや将来像を具体的にイメージでき、大学進学に不可欠な基礎的学力と学習習慣を身に着けた生徒がますます増えることを期待しています」としています。(※)トモノカイ調べ

■放課後学習プログラムの連携内容

まずベネッセの模試やスタディーサポート、進路マップなどを学校が実施し、学習課題や学習姿勢についての客観データを作成します。次にClassiがそれらのデータをAI診断により分析して、先生や生徒、トモノカイが派遣する大学生の学習メンターに、生徒ひとりひとりに合わせた単元別ドリルや効果的な学習方法を共有します。学習メンターはClassiからの提案内容をもとに、学校の教育目標や生徒の特性に合わせて教科指導やモチベーション向上のためのアドバイスをします。データは校内塾だけでなく授業や家庭学習にも利用できるよう、学習メンターが教員や生徒にデータ活用のサポートも行います。

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