新社会人として働くことになった皆さん、そしてすでに社会人として活躍している現役の皆さん、職場に対する不安や悩みなどはないでしょうか。目薬として知られている『マイティア』の千寿製薬株式会社が調査したところ、2023年卒で新社会人となる若者たちの50％以上が、職場での「新たな人間関係構築」と「上司とのコミュニケーション」に関して不安だと感じていることが判明しました。
千寿製薬は、2023年卒の新社会人と他世代との比較や考察するため、「新生活におけるコミュニケーションの意識や実態」をテーマにアンケート調査を実施したそうです。その結果、意外と不安を抱えた若者が多いことが分かりました。確かに、学校とは違う「職場」という未知の場で、さらに面識のない人たちとの交流、不安に思うのは当然といえるかもしれません。
しかしながら、興味深いデータもあるのです。新卒の新社会人の50%以上が「コミュニケーションが不安」という結果でありながら、70％以上が「リアルでのコミュニケーションを求めている」という結果も出ているのです。コミュニケーションが不安だとしても、積極的に対面でリアルなコミュニケーションをとって不安を克服していきたい気持ちがあるのでしょうか。より深掘りして調査結果をみていきたいと思います。
幅広い層が調査対象千寿製薬が「新生活に向けたコミュニケーションの実態調査」と題してインターネット調査を実施。20～59歳の男女合計600人を対象に調査しており、2024年4月以降に社会人になる予定の人から、すでに社会人歴10年以上の人まで、幅広い層が対象となっています。