昨年の被害額は過去最悪の436億円!デジタル詐欺師「最新手口」公開!クレジットカード番号泥棒撃退術

| 日刊大衆
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 コロナ禍もあって、近年、利用者が急増しているネット通販。試しに使ってみたら、意外と便利だったという読者も多いことだろう。

 その支払いの多くは、現金を使わない“キャッシュレス”。最近では『ペイペイ』などの電子決済サービスも普及しつつあるが、中高年にとってなじみがあるのは、やはりクレジットカードだろう。だが――。

「先頃、日本クレジット協会は、2022年のクレジットカードの不正利用による被害額が、436億円と過去最悪になったことを発表。大半が、他人のカード情報を不正に利用した、“番号泥棒”による被害です」(全国紙社会部記者)

■フィッシング詐欺が猛威

 詐欺犯罪に詳しいジャーナリストの多田文明氏は、その手口として、「フィッシング詐欺」が猛威を振るっていると警鐘を鳴らす。

「犯人は、カード会社などを装い、“本人確認をしたい”“有効期限が迫っている”と記したメールを送りつけ、文面内に記載のあるURLをクリックさせます。ログイン先は本物そっくりの偽のサイトで、クレジット情報を盗み出すわけです。その手口は年々、巧妙化しています」

 そこで今回は、注意を喚起すべく、デジタル詐欺師の最新手口と、その撃退テクニックを紹介しよう。

■アマゾン、楽天、クロネコヤマトなどを装い

 最近、増えているのが、『アマゾン』『楽天』などのネット通販や、『クロネコヤマト』などの宅配便を装ったメール(ショートメールを含む)だという。

「“配達しましたが不在でした”“アカウントが不正利用されました”などの理由が添えられています。

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