2022年半導体ウェハファブ製造装置グローバル市場売上を発表〜為替レート変動の影響で、売上成長は前年比9%に留まる〜

| バリュープレス
Counterpoint Technology Market Research Limitedのプレスリリース画像

カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ (英文名: Counterpoint Technology Market Research 以下、カウンターポイント社)は、半導体ウェハファブ製造装置(WFE: Wafer Fab Equipment)の売上は、2022年に前年比9%成長し、1,200億米ドルを記録したという調査結果を含むWafer Fab Equipment Revenue Trackerによる最新調査を発表致しました。

半導体ウェハファブ製造装置(WFE)は、2022年のマクロ経済の停滞、為替レートの変動、部品不足、流通網の寸断が起こる中で成長を遂げました。顧客であるウェハファブ各社の最先端および成熟した半導体プロセスノードへの投資が引き続き旺盛なことが、この売上増に繋がった形です。IoT、AI、HPC、自動車、5Gは、投資が進むセグメントであり、WFEメーカートップ5社のシステムとサービスの売上は950億米ドルを記録しました。

WFEメーカーの売上は、ここ3年間は連続成長でしたが、2023年は前年比10%減少の見通しです。WFE全体としては、2023年は低調となりますが、EUV(極端紫外線)リソグラフィの見通しは引き続き強い引きがあります。EUVはメモリーやロジックICで採用が進むことに加えて、ファウンダリ各社が3nmのプロセスノードを立ち上げる目的でゲートオールアラウンドやFinFETの構造をEUVで用いて作ろうとしていることがその要因です。

カウンターポイント社アソシエイトディレクターDale Gai氏は次の通り述べています。
「過去6か月に需要が弱いことから、TSMCは7/6nmと5/4nmの製造能力増強を延期してきた。しかし、3nmの投資はほぼ2023年の年初に計画した通りに進んでいる。

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