26日に行われた広島対ヤクルト戦。「5-3」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが広島のプロ3年目・27歳の栗林良吏の危険球退場だった。
栗林は「5-3」と広島2点リードの7回表に登板したが、2死後に迎えた青木宣親にカウント「1-2」から投じた154キロストレートが頭部に直撃。地面に倒れ込んだ青木は起き上がることができないまま担架で負傷退場。同時に、栗林も危険球退場を宣告されマウンドを降りることになった。
試合後の報道では「本当に青木さんにはもちろん、ヤクルト関係者、見ている方々に不快な思いをさせて申し訳ないです。今は青木さんが無事であることを祈ることしかできませんが、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と謝罪のコメントを出したことが伝えられた栗林。危険球を与えてしまったこと自体はもちろん、今後の投球に悪影響が及ぶことを心配するファンも少なくない。
広島中崎に「煽ってんのか」ヤクルトファン激怒 同僚が青木に頭部死球、直後にガッツポーズ見せ批判
栗林はプロ1年目の2021年から2年連続で30セーブをクリアしているチームの絶対的守護神で、今年3月に行われたWBCにも参加。ただ、腰の張りにより大会を途中離脱すると、迎えたシーズンでは「12登板・0勝4敗1ホールド7セーブ・防御率5.56」と絶不調のまま、5月1日に右内転筋の張りを理由に登録抹消となった。
約1か月後の同月30日に一軍復帰するも、翌6月は「8登板・1勝2敗2ホールド・防御率7.36」と精彩を欠いていた栗林。ただ、7月は26日終了時点で「10登板・1勝0敗5ホールド・防御率1.00」と大きく数字を持ち直していた。
6月の栗林は1試合の最高球速が149~152キロの間で推移していたが、7月は152~155キロと数キロアップしている。一軍復帰から約1か月で投球フォーム、コンディションが整いその分、腕を強く振れるようになってきたことが復調の一要因だろう。
ただ、今回の頭部死球を機に、腕の振りが鈍り再び不調に陥る可能性は低くない。
広島・栗林、青木頭部死球で投球が崩壊? 過去には球団OBもマウンドで恐怖、今後に尾を引く深刻な問題は
2023.07.30 11:00
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