阪神・近本、打撃崩壊の危機? 掛布氏が脇腹死球の“後遺症”不安視、岡田監督は中日戦温存でリスク回避か

| リアルライブ
近本光司

 野球解説者・掛布雅之氏(元阪神)が5日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。阪神のプロ5年目・28歳の近本光司にまつわる発言が話題となっている。

 今回の動画で掛布氏は8月29~30日にDeNA戦(0勝2敗)、9月1~3日にヤクルト戦(3勝0敗)を行った阪神の戦いを複数選手の名を挙げながら解説。その中で、近本がヤクルト戦で受けた右脇腹死球がもたらす悪影響を指摘した。

 近本は3日・ヤクルト戦、「7-0」と阪神7点リードで迎えた9回表無死の打席で、ヤクルト3番手・山本大貴から右脇腹付近に死球を受ける。今季の近本は右脇腹への死球で右肋骨骨折・戦線離脱(7月4~21日)を強いられており、今回の死球でも地面にうずくまり悶絶したが、試合翌日の報道では幸いにも打撲にとどまったことが伝えられている。

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 今回の近本の死球について、掛布氏は「当たり方が(7月2日・)巨人戦の高梨(雄平)くんから当たったのとちょっと違うようなという感じがしたので大丈夫じゃないかなと思ってた」と発言。骨折を強いられた7月の死球のようにモロに直撃したわけではないため軽傷と予想していたという。

 ただ、掛布氏は続けて「僕は(現役時代に)休まずに出たんだけど、そこで出てしまうことによって、右サイドを使わずに左手一本で打って結果は出たんだけども、右脇腹の状態が良くなった時に、右手が使えなくて左手が返ってしまって全部二ゴロって経験がある」とコメント。左打者にとって右脇腹への死球は直撃のダメージのみならず後遺症も大きいと、自身の経験談も交えて指摘した。

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