高専生がビジネスプランを発表!農林水産分野における地域の課題解決を目指す

| バリュープレス
独立行政法人国立高等専門学校機構のプレスリリース画像

 鳥羽商船高等専門学校(三重県鳥羽市 校長:和泉 充 以下「鳥羽商船高専」)は、令和5年9月11日(月)~14日(木)に、函館高専(北海道)、一関高専(岩手県)、和歌山高専(和歌山県)、阿南高専(徳島県)の4校の高専生とともに、「ウニの陸上養殖」、「ご当地の発酵飲料・食品の開発」、「海洋DX」(※1)の3つのテーマで地域の課題解決につながるビジネスプランの立案・発表を行う「農林水産分野フォーラム in 鳥羽」が鳥羽商船高専にて開催しました。

◆概要

 本イベントは、我が国の政府が政策に掲げる未来社会「Society5.0」(※2)の実現を支える人材育成プログラム「GEAR 5.0」(※3)の一環として開催しました。本校は、GEAR 5.0が対象とする5つの分野のうち、「農林水産」分野における拠点校に位置付けられております。
 現在、日本の農業・漁業は少子高齢化の影響もあり、人材が不足の問題に直面しています。さらに、気候変動の影響もあり、農林水産業を取り巻く環境は絶えず変化しており、経験則や勘ではなく、データを基にした生産環境を整える必要があります。当プロジェクトでは、農作物・水産物を「とる」から「つくる」環境をDX化させ、人材不足の解消を目指します。
 フォーラム当日は、5つの高専から27人が参加し、当プロジェクトで取り組む研究を社会実装するにあたり、ビジネスプランを検討し、商売として成立するかを検討しました。
フォーラムでは、初日の11日にフォーラムの概要説明を行い、12日に「ウニ」、「発酵食品」、「海洋DX」の3つのテーマで6チームに分かれ、チームごとにビジネスプランの立案を行いました。13日には、各テーマに沿った現場見学や体験ツアーとして、三重水産研究所の見学や地元の海女や漁師との懇談会、定置網体験などを実施しました。

ピックアップ PR 
ランキング
総合
ネット