【鹿児島高専】生まれ変わった厚生会館 学生の過ごしやすい場所にリニューアル

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独立行政法人国立高等専門学校機構のプレスリリース画像

 鹿児島工業高等専門学校(鹿児島県霧島市 校長:上田悦子 以下「鹿児島高専」)は名誉卒業生の高橋忠仁氏からの寄付を基金として活用し、学生にとってより使いやすい厚生会館にするために、リニューアルを行いました。令和5年11月3日(金)の創立60周年記念式典の際に、寄附者である高橋氏を施設に案内し、コンセプト等の説明を行いました。リニューアルの計画は寄付者である高橋氏の名前をとって「PROJECT TAKAHASHI」と名付けられ、鹿児島高専都市環境デザイン工学科の高安重一准教授がデザインを行いました。厚生会館2階部分は令和4年9月末に完成し、1階部分は令和5年10月末に完成したものです。

◆リニューアルの趣旨

 これまでの厚生会館1階コミュニティスペースにはイスとテーブルのみが配置されており、昼食時や放課後での使い方がほとんどでした。また未使用時のコミュニティスペースは、寂しさと雑然とした空気感を醸し出していました。
 今回のリニューアルでは、未利用の中庭を開放し、非常勤講師室を学習スペースとすることで、学生の様々な活動をサポートする空間のあり方を考えています。
 中庭から室内にかけてはイスとテーブルにかわり新たな地形のような凸凹を設計し、これにより中庭にはどこからでも出られるようになりました。公園で木陰を求めてお弁当を食べる場所を選ぶように、ここでもパラソルやプランター、様々な凸凹、・・・と自分の行為の折り合いのつく場所を探して行動をすることができます。食事や歓談以外にも、モニターでのプレゼンテーション、音楽の演奏、少人数のゼミなどにも対応できる地形となりました。

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