引越しやリフォームなどを機に、庭に昔からあった木を切りたいと思うこともあるのではないでしょうか。
しかし日本には、「庭の木を切ると不幸な出来事が起こる」という言い伝えが存在します。
この記事では、なぜそのような言い伝えが生まれたのかを解説。庭の木を切る前にやっておきたいことや、木を切ってしまった時の対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
■「庭の木を切ると不幸になる」といわれる理由
なぜ「庭の木を切ると不幸になる」という言い伝えが生まれたのでしょうか。「単なる迷信だろう」と思っていても、そうした言い伝えがある以上は庭の木を切ることを躊躇してしまいますよね。
まずは、この言い伝えが生まれた理由を見ていきましょう。
◇(1)木には神様が宿っているから
庭の木には神様が宿っていると信じられてきたのが理由として考えられるものの一つ。
日本には、「八百万の神(やおよろずのかみ)」という、物や生き物など全てのものには神が宿るという考え方が存在します。こうしたことから、庭の木にも神や精霊が宿っており、家を守ってくれていると考えられていたのでしょう。
木を切るのはそうした神聖な存在の命を奪う行為といわれ、不幸が降りかかると信じられていたのです。
◇(2)風水で気のバランスを崩すから
風水には、自然界に存在する全ての物は火・水・木・金・土の5要素から成り立っているとされる「陰陽五行説(いんようごぎょうせつ)」という考え方があります。
これは陽が良くて陰が悪いというわけではなく、陰陽どちらも大切な要素として、バランスが取れていることが重要であるという考え。
特に、樹齢を重ねている木ほど土地のエネルギーを多く吸い上げており、陰陽のバランスを保っている可能性が高いです。そのため、その木をおもむろに切ってしまうとバランスが大きく崩れ、運気が低下する(不幸になる)といわれていたようです。