北海道・札幌市教育委員会は26日、酒気帯び運転や窃盗の疑いで逮捕された2人の中学教諭を懲戒免職処分とした。
また同日に、大阪府教育委員会は、酒気帯び運転で警察に拘束された高校教諭や、生徒にまたがって暴行した中学講師などを懲戒処分にしたと公表。
札幌市教委によると、市立月寒中学校の男性教諭(64)は、昨年11月19日に酒を飲んで運転した疑いで逮捕された。
男性教諭は、自宅を出る前や運転中に日本酒数百ミリリットルと、ビール約100ミリリットルを飲んでいたという。
ギャンブルのために備品窃盗さらに、札幌市立羊丘中学校の男性教諭(29)は、昨年4月~12月にかけて、学校のプロジェクターやデジカメを盗んで逮捕され、その後起訴された。
男性教諭は「ギャンブルに使う金を得るために盗んだ」などと話しているという。
なお2人の教諭は、26日付けで懲戒免職となった。
道路の本線上で睡眠また、大阪府教委によると、府立高校の男性教諭(59)は、昨年2月15日に飲食店で飲酒。
その後、男性教諭は自家用車を運転し、京都府の有料道路本線上に停車後、眠ってしまった。
通報で駆けつけた警察官に起こされ、身柄を拘束された。
この教諭は、停職6か月の懲戒処分となった。