埋葬を進めていった現実的な理由
【前編】では、会津戦争で生じた会津兵たちの遺体は、これまでの定説のように放置されていたのではなく、実際には新政府によって迅速に埋葬のための手続きが進められていたことを説明しました。
では、明治新政府は敵であるはずの会津兵の遺体をなぜ積極的に埋葬したのでしょうか。
この理由は単純で、遺体を放置すれば衛生上の問題があるからです。当たり前のことですが、人間の遺体を放置すれば、腐敗して伝染病のもととなります。そうなると新政府による統治もスムーズにいかなくなるかも知れません。