運動欲求を刺激する筋肉のタンパク質を特定。運動をするほど、もっと運動を続けたくなる
2024.08.19 08:00
|
カラパイア
[画像を見る]
運動が体に良いことはみな知っている。だが問題は運動をするのが面倒くさく感じることだ。そんな運動嫌いが運動を続けるコツがある。それは運動をすることだ。
『Science Advances』(2024年8月14日付)に掲載された新たな研究では、運動をすると働き出す筋肉タンパク質が、運動の"やる気スイッチ"であるらしいことを明らかにしている。
つまり、運動を日常生活に取り入れるには、どんなに億劫でも、とりあえず運動を始めて続けることだ。するとやる気スイッチであるタンパク質が活性化し、もっと運動をするよう脳にシグナルを出すのだ。
研究チームは、この発見が世界中で問題となっている肥満の予防や治療の鍵を握っていると考えている。
・運動のやる気スイッチ、筋肉たんぱく質
スペイン国立がん研究センターのチームは、マウスを運動させて、筋肉が繰り返し激しく収縮すると何が起きるのか確かめてみた。
すると、「p38α」と「p38γ」という2つのタンパク質の働きが活性化することが明らかになったのだ。
研究チームによると、この2つのタンパク質がどれだけ働いているかが、運動の”やる気スイッチ”の入り具合を左右しているという。
特に後者のp38γが活性化すると、「インターロイキン15(IL-15)」(これもタンパク質の一種だ)という、もう1つのやる気スイッチが作られる。
血液中にIL-15が増えると、脳の運動皮質に直接作用して、もっと運動したいという気になるのだという。
とりわけ定期的に運動されたマウスでは、p38αよりもp38γがよく活性化した。このことから、運動自体に運動のやる気を呼び覚ます効果があると研究チームは推測している。
ピックアップ PR
ランキング
総合
社会
1
地方で増える輸入車の「整備難民」 専門人材と設備投資をどう維持するか
TREND NEWS CASTER
2
福井市に広がる〝マイクラみたいな風景〟に1.5万人驚がく 「リアル豆腐建築」「土ブロックは草はえる」
Jタウンネット
3
中小企業の融資はなぜ難しいのか 銀行が見る「数字」と事業計画の落とし穴
TREND NEWS CASTER
4
不登校35万人超、学校だけで支えきれるのか 広がる「学校外支援」の役割と課題
TREND NEWS CASTER
5
中小企業経営者はなぜ「雑務」から抜け出せないのか 外部人材とAI活用の現在地
TREND NEWS CASTER
6
建築設計はなぜ複雑化しているのか 構造・設備・人材不足から考える業界の課題
TREND NEWS CASTER
7
「日本初の修学旅行」があまりにも過酷すぎた件 千葉・銚子駅前に佇む石碑が語る、驚きの内容
Jタウンネット
8
年間150万トン「もみ殻」は宝の山になるのか 農家を悩ます“厄介者”を資源に変える挑戦
TREND NEWS CASTER
9
これが新幹線駅、だと? まるで〝秘密基地〟...珍しすぎる「駅の入り口」に驚がく
Jタウンネット
10
若者たちにはわからない? 駅に掲示されてた〝書道〟の内容に3万人注目...40代以上は「歌わずに読めない」
Jタウンネット