健康な歯も抜いていた
縄文時代の人骨は、貝塚や墓地遺跡から多数発掘されていますが、それらにはなぜか「抜歯」されたものが少なくありません。
それでも現代は麻酔が発達していますので、抜歯の苦痛は最低限に抑えられています。しかしそれでも、歯を抜くと聞くとあまりいい気分はしませんね。
現代では、どうしようもない歯痛などを治療するのにやむをえないときに歯を抜きますが、縄文時代の人々は健康な歯を抜いているのです。
例えば上あごの門歯を抜いたもの、上下あごの犬歯を抜いたもの、上下あごの犬歯と門歯にくわえ、第一小臼歯を抜いた人骨などが発掘されているのです。