西行と兼好
日本史上「世捨て人」として有名なのは、やはり西行と吉田兼好の二人でしょう。
一応簡単に説明しておくと、西行法師は俗名は佐藤義清。鳥羽上皇にも仕えた北面の武士であり、武術だけでなく和歌にも長けており崇徳上皇とも親交があった人物です。
彼は23歳の時に妻子を捨てて出家し「円位」と名のり、後に「西行」と称しました。『新古今集』に九四首の歌を残しています。
また吉田兼好は、随筆文学の傑作とされる、言わずと知れた『徒然草』を著した中世の歌人であり思想家でもある人物です。 その深遠な思想や人生観、そして美しい文章は今なお多くの人々を魅了しています。